member…相川,レイさん
text …相川
おはよう こんにちは こんばんは おやすみ!
相川です。
あっと言う間に釣部執行代が交代となり、学生生活も残り一年となってしまいました…
※ちゃんと単位が取れれば
残り短い時間でどれだけの魚と出会えるのでしょうか…
社会人になったら好きに釣りに行くことなんてでしょうし、
一緒に河川を駆けずり回ってくれる人も大幅に減るでしょう。
ビワナマも釣りたいし、バラムツや雷魚も釣りたい。
あー へち釣りも友釣りも一人前になりたい。
とにかく今のうちに色んな魚を釣りたいんじゃ!!
と思っていたことろにレイさんから
「ピーコックバスを釣りに行かないかい?」
とお誘いが。
行くしかないでしょうが!!
ということで多額の借金(通称:ママバンク)をし、
この度はエクアドルのアマゾンへピーコックバスを釣りに行ってきました!
※今回はナウタルーツというツアー会社のピーコックバス釣りツアーに申し込みました!
今回はメキシコを経由し、エクアドルの首都「キト」へ向かう空路を選択。
成田➡メキシコシティ➡キト
メキシコシティでのトランジットは14時間程度。
とりあえず空港でSIMカードを買って設定してもらった。
しかし僕のスマホではうまいこと設定できなかった…
おそらくSIMロック解除がうまくいってなかった。のだと思う。
時間があるので、
メキシコでは空港からタクシーで一時間程の「シウダデラ市場」でお土産見たりご飯食べたり。
市場の食事処にて。ご飯食べてたらおっちゃんが歌ってくれた。
ダンディな声と優しい微笑みに感動し、チップをお渡ししたら「welcome Japanese boy」みたいな感じでもう一曲歌ってくれた。
ちなみにレイさんは帽子屋でハットを買っていたが、500ペソ程ボッタくられていた。
南無南無。
いい時間になったので市場からタクシーで空港へ戻るため、
市場の駐車場の管理人に正式な会社のタクシーを呼んでください、と頼むと
「おkおk!!ワロスワロス!!」というような反応。
しかし、現れたのは「TAXI」という表記もクソもないフッツーの乗用車。
「ボッタくられる…」と不安になりながらも
「普通の料金だよ!おkおk!ワロスワロス!」という感じの運転手にノセられるまま乗車。
途中、行く道全てが闇へ続く道に見え「ひと気の無いことろ向かってるよ絶対…怖い人たちに捕まってタンカーに積まれて目が覚めたら異国の地なんだ…」とか思った。既にメキシコが十分に異国の地なのだが。
結局ちゃんと空港に連れていってくれたし料金も普通だった。疑ってゴメン。
メキシコシティ空港でフライトの時間まで仮眠。
レイさんは泥のように寝ていた。いや、あの時のレイさんは“ 泥 ”だったのかもしれない。
メキシコシティから五時間ほどでキトに到着。
SIMカードの設定(エクアドル用)をし、ホテル「Casa Foch」へ。タクシーで一時間程で到着。
タクシー運転手のDany(ダニー)とも仲良くなった。
ちなみに旅中、幾場所か泊まる場所があったがココが一番居心地よかった。
スタッフのホスピタリティに包まれて窒息するかと思った。
ホテルにてナウタルーツのエクアドル在住日本人スタッフである石倉さんからツアー内容について説明を受ける。
ついでに、キト付近に水族館はありますか!?と尋ねてみたが、キト付近にはないとのことだった…残念。
次の日の16時頃のラゴアグリオ行の国内線フライトまでキト市内観光。
パシリカ教会。デカし。
パシリカ教会。
時計塔の間から見えるのはパネージョの丘。
歩いていくと必ず強盗にあうらしい。なんてこったい。
仙人レイ・カヒワラ(敬称略)
この他にもちょろちょろと見回りましたが、これはあくまで釣行記なので省略。
市内観光の話を詳しく聞きたい人は相川又はレイさんまで。
特にレイさんに聞けばキトの楽しい情報を教えてくれるはずです。
翌日9時にはホテルを出発。
去り際に、お世話になった女性スタッフに日本が誇る最強調味料"ポン酢"をプレゼント。
「マタネ!」と言って我々を送り出してくれた。その一言に親しみを感じながらホテルを後に。
タクシー運転手のDany。空港~キト間は全て(帰りも)彼に運転をしてもらった。
彼は英語が少し話せるので意思疎通ができた。車内でのおしゃべり楽しかったぜ、Dany!
16時の国内線にてラゴアグリオへ。
村田基さんっ!?
雲の中を往く。途中めっちゃ揺れてチンがサムった。
ラゴアグリオ空港にてガイドのカミーロと合流。
空港から車で2時間程移動し、川へ通じる桟橋がある町に到着。
この時点で19時頃。
自己紹介、スケジュールの確認、夕食、道具の整理を済ませ21時には就寝。
この時点で既に電波など存在しない世界であった。ワクワクが止まらんよ。
今後一週間程、寝床となるテントと御対面。
夥しい蚊より我が身を守れる唯一のこの場所を、心の中ではサンクチュアリ(聖域)と呼んでいた。
大量のルアー。
ガイドも「こんなに持ってきたのか!?」って驚いてた。
朝3時には数多のニワトリのコケコッコーにより目が覚める。
7時の朝食まで日本でダウンロードしておいた、うんこちゃんの生放送の音源を聴きながら過ごす。
やはりうんこちゃんの声を聴くと安心する。
あぁ 敬愛する我が心の師、加藤純一殿…アマゾンでもアナタの声は響いております。
起床の後、朝日に照らされながら荷物をボートへ積み込む。
出発まで水際で遊ぶ。赤い蟻がいた。とても綺麗な色をしていた。
10時には宿泊地のロッジへ向け出発。
他のツアー客もボートへ同船しており、ガイド2名+我ら2名+団体ツアー客6人、計10人の乗組員。
かわいい幼女姉妹もいた。多分3歳と6歳くらい。その歳からアマゾン来るなんて将来有望だね。
ガイドのエンリケによる華麗なボート捌き。ビュンビュンと風を切って進むが到着予定時刻は15時。
途中、目の前の幼女の戯れにホッコリしたり、前の客の帽子が吹っ飛んだりしながら無事到着。
5時間もの間、硬い木の椅子に座っていたので尻が8つに割れた。翌日には2つに戻っていたが。
戯れ幼女。
落としたペットボトル拾ってあげたら “¡Grasias!” って言ってくれた。めちゃカワ。
広いアマゾン川(詳しくはクヤベノ河…のハズ)を進む。
ロッジに到着。犬と鶏がお出迎えしてくれた。
カイマンの頭骨。シビれるカッコよさ。
ロッジで昼飯を食べてから、待ちに待った釣りへ!!
しかし暗くなるまであまり時間がないので、軽くロッジ近辺のポイントを巡る。
ブラックウォーターの世界についに来た!…って感じでとってもワクワク。
日本から持ってきた(100均タッパー2箱分)ルアーを端から投げてゆく。
ラパラCD、スキャッターラップ、ポップX、サミー、ザラ、スネコン、ドラドポッパー…
むむ…案外反応がないぞ…
それならばブラジリアンルアーは…!?
ザラカレ、ドクタースポック、ジョーペピーノ…
ヒットなし!!!
チェイスすらなし!!!!
ロッジ到着当日にはお目当てのピーコックの影を見る事は叶いませんでした。
結果的に16:30~18:30の二時間ほど釣りをしたがノーバイト。
爆釣を期待していた我々の頭の中に薄っすらとよぎる嫌な予感…
このままずっとこの雰囲気で、明日からも一日やってノーフィッシュ…?
いやいやいやいや…
まぁ釣りができるだけイイんだけど…
でも、どうせ釣りができるなら釣れた方がもちろん楽しい。
翌日の爆釣を願って早めに就寝。
釣果に不安を胸に残しながらスタートしたアマゾン生活。
釣れてくれ、いや、釣る。