member…三枝、栗山、OBさん1名
text…栗山
どうも、2年副部長の栗山です。今回はOBさんにお誘いを受け(+他大のOBさん2名)、沼津からバラムツを狙いに行ってまいりました(忙しくて2週間遅れでの報告になりました…スミマセン)。
そもそもなぜ、我々はバラムツの討伐に向かうことになったのでしょうか…。
ことの発端は、OBさんからの「オフショアのシイラ」のお誘いでした。え?バラムツじゃないのかって?
実は当初バラムツに関しては、シイラが終わった後、「ついでに」行こうと思っていたのです。
ちなみに僕が釣部に入部して以来、幾度なくバラムツ討伐が計画されるものの、天候不良で全て中止に。バラムツという魚は僕にとって幻のターゲットとなっていました。
話を戻しますと、予報では釣行当日はかなりの強風で、前日の時点でシイラ船は中止の連絡が入る事態に。
これはバラムツは中止かな…と絶望しながら僕はバイトへと向かいました。ところがバイトが終わり携帯を開くと、なんとバラムツ討伐決行の知らせが…。
マジか…風は夜中にならないと収まらないみたいだけど…というわけで我々は、バラムツを討伐しに沼津に向かうこととなったのです。この後地獄を見ることになるとは知らずに…。
午後7時頃に港に着き、準備していざ出船。ちなみに僕はOBさんからごついジギングタックルをお借りしました。
出船して1分も経たないうちに、我々はとんでもない光景を目にすることに。港の防波堤に…倍以上の高さの波が思いっきりかぶっているんだけど…。
そして港を出た途端、
駿河湾、荒れまくりでございます、ね゛え!!!!!
釣り初心者の僕はヒイイーーーと船にしがみつき耐えていましたが、三枝氏とOBさんは余裕の表情。さすが小笠原でディープジギングをやっている人たちは違う(?)
さて、ここからポイントに着いて釣りを開始するわけですが、忙しい社会人の皆さんのためにも3時間分の出来事を簡潔にまとめます。
船揺れ過ぎてまともに立てねえ、しかも当たりねえ。
三枝氏ダウン、竿持ったと思ったら即リバース、再びダウン
海洋大のOBさん1人ダウン、そのまま帰港まで全く釣り出来ず
まさに「地獄」のような前半戦でしたが、徐々に風は収まり、同時に魚の反応が出始めました。
OBさんがサットウ、そして本命のバラムツを上げた最中、ついに僕の竿にも魚の反応が…即巻き合わせ!
フィーーーーーーーーーーーーーシュ!!!!!!(実際に叫んだ)(三枝氏曰く、まさに狂気だったとのこと)
水深100mから引っ張り出します。めっちゃしんどい…。OBさんからアドバイスを受けながら必死にリールを巻きます。
この後数日間筋肉痛に苦しもことになるとも知らずに、無我夢中にファイトすること数分、ついに…
本命のバラムツ!ではありませんでしたが、10㎏級のサットウゲット!うれしい~!疲れた~!!!
活性高いときは数釣り出来るとか言ってたけど、これを数釣り…する必要ある?(笑)
ラスト一時間をきったところで、三枝氏復活。そしてすぐにヒットしました。すごすぎ…しかもデカそう。
上がってきたのは…
本命のバラムツ!!しかも30㎏の大物!かっけえ…一生ついていきます先輩。
三枝氏に「気合いと格の違い」を見せつけられたところで納竿。
色々な意味で「修行」の釣行となりました。次こそはバラムツ釣ってみたいな。
~完~